七五三の髪型「桃割れ」とは?特徴やアレンジ、似合う着物まで解説

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『スタジオもなみ』サントムーンオアシス店です☆
2025年に創業113年を迎えました、『京都もなみ』が運営するフォトスタジオです。
七五三の髪型の中でも、昔ながらの和の美しさを感じさせる「桃割れ」。
ふんわり丸くまとめた髷の形が、後ろ姿まで上品に見せてくれる日本髪の一種です。
本記事では、桃割れの特徴や魅力、作り方やアレンジ、似合う着物までを丁寧にご紹介します。
目次
七五三の髪型「桃割れ」とは
桃割れの基本的な形
桃割れは、後頭部で髪をふっくらとまとめ、真ん中で左右に分けた形が特徴です。
丸くふくらんだ髷の中心を分けることで、まるで熟れた桃を二つに割ったように見えることから、この名前がつきました。
頭頂部から後ろにかけての曲線が美しく、横から見ても立体感があります。
名前の由来と歴史的背景
桃割れは、江戸時代後期から明治時代にかけて広まった髪型で、町娘や芸者の間で親しまれていました。
華やかさと落ち着きが共存するこの髪型は、祝いの席や特別な日にもよく結われ、七五三の日本髪としても定番のスタイルになっています。

七五三で桃割れを選ぶ魅力
古典的で上品な印象が叶う
桃割れは、現代のアップスタイルとは違う独特の丸みがあり、和装らしい優雅さを引き立てます。
凛とした雰囲気と子どもらしい可憐さが同時に表現できるため、七五三の特別感をより際立たせます。
着物との相性が抜群
古典柄や豪華な刺繍の着物との相性はもちろん、シンプルな柄の着物を格上げする力もあります。
髷のふくらみと髪飾りの組み合わせによって、着物全体の華やかさが引き立ちます。

桃割れの作り方と必要な準備
髪の長さと毛量の目安
桃割れは、ある程度の長さと毛量が必要です。
地毛で結う場合は肩よりも長く、毛先にかけて十分な厚みがあると美しい形が作りやすくなります。
短い場合や毛量が少ない場合は、付け毛を使ってボリュームを補う方法もあります。
髪飾り・かんざしの使い方
桃割れは、かんざしや簪(かんざし)、ちりめん細工の花飾りなど、古典的な髪飾りが映えます。
左右に大きめの飾りをあしらうと華やかさが増し、中央や後ろに控えめな簪を差すと上品な印象に。

桃割れのアレンジバリエーション
大きめの髷で華やかに
髷をふっくらと大きめに作ることで、より華やかで存在感のある印象になります。
背丈が高めのお子さまや、豪華な着物を着る場合におすすめです。
小ぶりで可愛らしい印象に
髷をやや小さめにまとめると、可憐で可愛らしい雰囲気になります。
三歳の七五三や、小柄なお子さまにもよく似合います。
桃割れが似合う七五三の着物
古典柄の振袖や被布との組み合わせ
鶴や扇、四季の花々などの古典柄の着物と合わせると、桃割れの上品さが一層引き立ちます。
七歳の振袖はもちろん、三歳の被布スタイルにもアレンジ次第で合わせられます。
モダン着物との意外な相性
淡いパステルやモダン柄の着物とも意外と好相性です。
髪型がしっかりと和のテイストを持っているため、着物が少し洋風でも全体のバランスが整います。

桃割れに挑戦する際の注意点
長時間の撮影に備えたセット方法
日本髪は崩れにくいように、しっかりと土台を作ることが大切です。
事前に美容師と相談し、撮影やお参りのスケジュールを踏まえたセットをお願いしましょう。
子どもが疲れにくくする工夫
髷の土台が重すぎると首や頭が疲れてしまうことがあります。
お子さまの負担を軽減するために、軽めの付け毛や柔らかい髪飾りを使うと安心です。

まとめ
桃割れは、七五三の特別な日を一層華やかに彩ってくれる伝統的な髪型です。
古典的な雰囲気を大切にしたい方や、着物姿をより格調高く見せたい方にぴったり。
写真やお参りで残る後ろ姿まで美しく演出できるので、思い出をより特別なものにしてくれます。
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