十三参りとは?由来・御祈祷の流れ・時期を解説|記念撮影もおすすめ

十三参り

皆さまこんにちは!
『スタジオもなみ』サントムーンオアシス店です☆
2025年に創業113年を迎えます、『京都もなみ』が運営するフォトスタジオです。

今回は、日本の伝統行事「十三参り(じゅうさんまいり)」についてご紹介します。
「名前は聞いたことあるけど、どんなことをするの?」「何歳でやるの?」「お参りの方法は?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、十三参りの意味や由来、時期や御祈祷の流れまで、はじめての方にもわかりやすく解説していきます。
成長の節目を祝う大切な行事として、記念写真を残すご家庭も増えていますよ。
ぜひ最後まで読んで、十三参りの魅力に触れてみてくださいね。

十三参りとは?

十三参りの基本情報

十三参りは、数え年で13歳(満年齢では12歳)になった男女が、知恵や学問のご利益を祈ってお寺や神社へお参りする行事です。
「知恵もらい」とも呼ばれ、主に虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)を祀るお寺にお参りするのが一般的とされています。

この年齢はちょうど中学入学のタイミングとも重なり、子どもから大人へと成長する節目の時期。
「これからの人生が実り多きものになりますように」という願いを込めて、お参りや記念撮影をするご家庭もいらっしゃいます。

十三参りをする着物姿の女の子の写真

十三参りでは、華やかな着物姿でお参りするのも魅力のひとつです。

七五三とどう違うの?

七五三は、幼児期の成長を祝う行事で、3歳・5歳・7歳の節目に神社でご祈祷を受けるのが一般的です。
一方、十三参りは思春期の入り口となる年齢に行われ、本人の意思でお参りするという意味合いも込められています。

また、七五三は全国的に浸透していますが、十三参りは地域によって風習が異なり、特に関西地方では馴染みのある行事です。
静岡県東部でも少しずつ広まりつつあり、写真で記念を残したいというニーズも高まっています。

少し大人びた雰囲気が漂う十三参りは、七五三とはまた違った魅力があります。

十三参りの由来と意味

数え年13歳で行う理由とは?

十三参りは、平安時代に京都・嵐山の法輪寺で始まったとされる風習です。
干支が一回りする13歳は、人生のひとつの節目であり、成長と厄除けの意味を持つとされています。
子どもから大人へと変わりゆく時期に、自分の力で未来を切り開いていけるよう願いを込めてお参りを行います。

十三参りは、新しい環境に進む春の時期に行うことが多く、心の準備や意識の切り替えの意味でも大切な行事とされています。

「知恵もらい」の風習について

虚空蔵菩薩は「知恵と記憶力」の神様として信仰されており、十三参りではそのご加護を願います。
特に関西では、「お経を1文字だけ書いて持参し、それを奉納する」「帰り道は振り返らずに帰る」などの風習が残っています。

「振り返ると授かった知恵が逃げてしまう」とされる言い伝えには、子どもが自立していく姿を見守る親の思いも込められているのかもしれませんね。

京都・春の嵐山

十三参りはいつやるの?時期と場所の選び方

十三参りの時期はいつ?

旧暦の3月13日が由来とされており、現在では新暦の3月13日や春休み、4月13日頃に行われることが多いです。
特に中学入学とタイミングが重なる春の時期が人気で、新生活のスタートと合わせて行うご家庭も多いです。

ただし、地域やご家庭の都合に合わせて、夏や秋に行うケースもあります。
神社やお寺によって受付期間が異なるため、事前に確認することが大切です。

参拝する神社やお寺はどこを選べばいい?

十三参りの本来の形式は、虚空蔵菩薩を祀るお寺へのお参りですが、地元の氏神様や有名な神社で行う方も増えています。
静岡県東部では、三嶋大社なども参拝先として選ばれています。

春の三嶋大社の写真

静岡県三島市にある三嶋大社も、十三参りのお参り先としておすすめです。

どこで参拝するかよりも、「感謝の気持ちを込めてお参りすること」がなによりも大切です。

十三参りの御祈祷の流れと服装マナー

御祈祷の一般的な流れ

ご祈祷の流れは、神社やお寺によって異なりますが、基本的には以下のような流れです。

受付 → 本殿や本堂でのご祈祷 → 玉串奉納や読経 → お守りや記念品の授与

所要時間は15〜30分程度で、付き添いの家族と一緒に参列することができます。
事前予約が必要な場所も多いため、余裕を持って確認しておきましょう。

参拝当日の服装は?着物でも大丈夫?

十三参りの服装に決まりはありませんが、フォーマルな装いが一般的です。
女の子は振袖やジュニア用の着物、袴スタイルなどが人気で、男の子は羽織袴やスーツが多く選ばれます。

着物はやはり特別感があり、写真にも華やかに映えます。
スタジオでの着付けサービスなどを活用すれば、安心して当日を迎えることができますよ。

十三参りは写真に残すのもおすすめ!

子どもの成長を美しく残す記念撮影

十三参りは、子どもの表情や雰囲気が大きく変わる時期でもあります。
あどけなさが残る中に、少しずつ大人の表情が見え始めるこの時期の姿は、後から見返すと特別なものに感じられるはずです。

和柄の着物の写真

思春期の入り口を迎えるこの時期は、記念に残すのにぴったりのタイミングです

スタジオ撮影なら、家族写真も一緒に◎

スタジオ撮影なら、天候や混雑を気にせずにゆったりと撮影ができます。
衣装のレンタルや着付け、ヘアメイクも一緒にできるため、家族全員で記念写真を残したい方にもおすすめです。

自然な笑顔や、普段とは違う表情を引き出すスタジオ撮影で、成長の1ページをしっかりと残しましょう。

スタジオもなみで十三参りの撮影が可能です

スタジオもなみでも、十三参りの記念撮影を承っています。
衣装や撮影内容についてのご相談はいつでも可能です。
「こんな写真を残したい」というご希望があれば、お気軽にスタッフまでお知らせくださいね。

お客様のご相談に乗るスタジオもなみスタッフ

よくある質問(Q&A)

男の子も十三参りするの?

はい、十三参りは男女ともに行う行事です。
女の子のほうが着物での参拝や撮影が目立つため、「女の子だけ?」と思われがちですが、男の子が羽織袴やスーツで参拝するケースもあります。

数え年?満年齢?どっちでやる?

本来は数え年で13歳の年に行うのが正式ですが、最近では満12歳で行うケースも一般的になっています。
中学入学と合わせて実施するご家庭が多いため、無理のないタイミングでの実施で大丈夫です。

お参り後のお礼やお土産はどうする?

特別なルールはありませんが、ご祈祷を受けた場合は「初穂料」や「祈祷料」として納めるのがマナーです。
また、祈祷後にお守りや記念品をいただけることが多く、それが記念のお土産にもなります。

まとめ|十三参りは、成長の節目を祝う大切な行事です

十三参りは、子どもが少しずつ大人に近づいていく過程を見守る、大切な日本の行事です。
意味や時期、服装やご祈祷の流れを知ることで、家族みんなで心に残る体験にすることができます。

スタジオもなみでは、そんな十三参りの記念撮影も可能です。
衣装のご相談や撮影予約など、お気軽にお問い合わせくださいね。

⇒スタジオもなみについて詳しくはコチラ

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スタジオもなみは京都もなみが運営するフォトスタジオです。
京都もなみは、静岡県東部・伊豆エリアで、振袖・七五三専門店3店舗と撮影スタジオ3店舗(スタジオもなみ)、合計6店舗を展開。おかげさまで2024年に創業112周年。お客さまの大切な記念日を彩るお手伝いをしております。

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