端午の節句はいつ?由来やお祝い方法、男の子のお祝いに込められた意味を解説!

皆さま、こんにちは😊
スタジオもなみ サントムーンオアシス店です!
2025年に創業113年を迎える、京都もなみが運営するフォトスタジオです。
さて、5月5日は「端午の節句」🎏
男の子の健やかな成長を願う行事として、昔から親しまれています。
でも、「端午の節句ってそもそも何?」「こどもの日と何が違う?」「お祝いはどうするの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?
この記事では、端午の節句がいつなのか、由来やお祝い方法、男の子のお祝いに込められた意味まで 詳しく解説します!
ぜひ最後まで読んで、お子さまの大切な節目を素敵にお祝いしてくださいね✨
目次
端午の節句はいつ?こどもの日との違いとは
端午の節句の日にちは毎年同じ?
端午の節句は、毎年「5月5日」に行われる季節の行事です。
日付が固定されているため、「今年はいつだっけ?」と迷うことは少ないかもしれません。

もともと「端午の節句」は旧暦で行われていましたが、現在では新暦の5月5日に定着しています。
この日は「こどもの日」としても知られ、祝日にもなっているため、家族みんなでお祝いしやすいのも特徴です。
こどもの日と端午の節句は何が違う?
「端午の節句」と「こどもの日」は、同じ5月5日ですが、意味や由来には違いがあります。
端午の節句は古代中国の行事がルーツとされ、日本では奈良時代から宮中行事として行われてきました。もともとは厄除けや無病息災を願う行事で、のちに男の子の健やかな成長を願う日として定着していきました。
一方、こどもの日は1948年に祝日として制定され、性別に関係なくすべての子どもの成長を祝う日として定められました。つまり、端午の節句は伝統的な行事として、男の子のお祝いに特化してきた経緯がありますが、こどもの日はより広く子どもたち全体を祝う国民の祝日という位置づけです。
端午の節句の由来とは?なぜ男の子をお祝いするの?
端午の節句はいつから始まった?
端午の節句の起源は古代中国にさかのぼります。中国では旧暦の5月は病気や災いが起こりやすい月とされており、その厄災を祓うために薬草を吊るしたり、香りの強い菖蒲(しょうぶ)を使って邪気を払う風習がありました。
この風習が奈良時代に日本へ伝わり、宮中での年中行事として「端午の節句」が定着しました。平安時代以降は、貴族の間で菖蒲を飾ったり、薬草を入れたお風呂に入ったりして、無病息災を願う行事となりました。

やがて武家社会になると、菖蒲の読みが「尚武(しょうぶ)」=武道を尊ぶという意味に通じることから、男の子の成長を願う行事へと変化していきました。
端午の節句が男の子のお祝いになった理由
端午の節句が「男の子の節句」として親しまれるようになった背景には、武家社会の価値観が深く関係しています。
鎌倉時代から江戸時代にかけて、武士の家では男の子が元気に育ち、立派な武士になることを願って、兜や鎧を飾ったり、家紋入りの旗を立てたりして祝っていました。
この風習が庶民にも広まり、現在のように五月人形や兜、鯉のぼりなどを飾ってお祝いする形へと変化していったのです。

現代でも、男の子が健康に、そしてたくましく育つようにという願いが込められて、端午の節句は受け継がれています。
端午の節句の伝統行事とお祝い方法
兜や五月人形を飾る意味
端午の節句に欠かせないのが「兜」や「五月人形」です。これらは、病気や災いから子どもを守る「お守り」としての意味を持っています。
とくに兜は、武士が身を守るための道具であり、強さや勇ましさの象徴です。男の子が健やかに育ち、将来困難に立ち向かえるようにという願いが込められています。

飾る時期は、春分の日を過ぎたころから4月中旬ごろが一般的です。節句が終わったら早めに片づけるのが良いとされています。
鯉のぼりを立てる意味と由来
鯉のぼりは、中国の「登竜門」の伝説が由来です。激しい滝を登りきった鯉が龍になったという言い伝えから、鯉は出世や成功の象徴とされています。
鯉のぼりを立てることで、男の子が困難に負けず、力強く育っていくようにという願いが込められています。
ベランダや庭先など、家庭のサイズに合った鯉のぼりを選ぶことで、現代の住宅事情にも合わせて楽しめます。

菖蒲湯に入るのはなぜ?
端午の節句には「菖蒲湯(しょうぶゆ)」に入る風習もあります。菖蒲の葉は独特な香りがあり、昔から邪気を払うと考えられてきました。
また、葉の形が刀のように見えることから、魔除けの意味も込められています。
菖蒲湯は身体を温める効果もあるため、リラックスしながら伝統行事を楽しむことができます。小さなお子さまにもやさしい風習のひとつです。

端午の節句の食べ物とその意味(ちまき・柏餅)
端午の節句には、季節の行事食として「ちまき」や「柏餅(かしわもち)」を食べる習慣があります。
ちまきは中国から伝わった食べ物で、もち米や甘い餡を笹の葉で包んだものです。もともとは「災いを避けるお守り」としての意味があり、邪気を払う力があるとされてきました。

一方、柏餅は日本独自の食文化です。柏の葉は新芽が出るまで古い葉が落ちないため、「家系が絶えない=子孫繁栄」の象徴とされ、男の子の成長を願う意味が込められています。

それぞれの地域やご家庭によって食べ方や味付けが異なるのも、節句料理の楽しみのひとつですね。
端午の節句のお祝いはどうする?自宅でできる方法
初節句のお祝いの仕方
男の子が生まれて初めて迎える「初節句」は、とても特別な行事です。
初節句では、五月人形や兜を飾ったり、ちまきや柏餅などを用意して、家族でお祝いの食卓を囲むのが一般的です。
赤ちゃんにはミニサイズの兜や袴風ロンパースなどを着せて、かわいい記念写真を残す方も多いです。

「初めてのお祝いだからこそ、気負いすぎず家族で楽しめるスタイルで祝いたい」という声も増えています。大切なのは心を込めてお祝いする気持ちです。
祖父母や親戚とのお祝いはどうする?
節句の日には、祖父母や親戚を招いて一緒にお祝いをするご家庭もあります。
自宅に招く場合は、お祝い膳やお赤飯を用意したり、節句の由来を話しながら食卓を囲むのも良い時間になります。
また、遠方のご親戚には、お祝いの写真や動画を送ると喜ばれます。近年はオンラインでの「リモートお祝い」も人気です。

「何をしたらいいかわからない」と感じる場合でも、無理のない範囲でできることを取り入れていくのがポイントです。
端午の節句の記念写真を残そう!
お祝いの一日を形に残すなら、記念撮影がおすすめです。
袴姿でかっこよく決めた写真はもちろん、鯉のぼりや兜と一緒に撮ることで、端午の節句らしさを演出できます。
スタジオで撮影する場合は、セットや小道具が充実しており、撮影後すぐにおじいちゃん・おばあちゃんへプレゼントすることもできます。

もちろん、自宅で飾りを背景にしてスマホで撮るのも素敵です。大切なのは「思い出を残す」こと。お子さまが大きくなったとき、節句の写真はきっと宝物になりますよ。
まとめ
端午の節句は、男の子の健やかな成長と出世を願って古くから受け継がれてきた大切な行事です。
・日付は毎年5月5日で、こどもの日として祝日にもなっている
・起源は中国から伝わった厄除けの行事
・武家文化の影響で、男の子のお祝いとして定着した
・兜や五月人形、鯉のぼり、菖蒲湯などの風習にはそれぞれ深い意味が込められている

現代では、伝統を大切にしながらも、それぞれのご家庭に合った形で楽しくお祝いするスタイルが増えています。
お子さまの健やかな未来を願って、ぜひ素敵な一日を過ごしてくださいね。
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・凛々しい袴姿での撮影
・五月人形や兜と一緒に撮る季節感たっぷりのセット
・ご家族みんなで楽しめるファミリーフォト
など、お子さまの今しかない瞬間を大切に残すお手伝いをしています。

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