七五三の初穂料とは?金額の目安&のし袋の書き方まで完全ガイド

七五三

皆さま、こんにちは!
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2025年に創業113年を迎えます、京都もなみが運営するフォトスタジオです。

七五三のお参りを控えているけれども、「初穂料ってそもそも何?」「いくら包めばいいの?」と悩んでいませんか?
また、初穂料を何となく知っていても、相場やマナーが分からず不安になる方もいらっしゃいます。
この記事では、初穂料の金額の目安や、のし袋の書き方・渡し方まで詳しく解説します。

七五三の初穂料とは?意味と由来を知ろう

初穂料って何?

七五三のお参りをする際に神社へ納める「初穂料」は、ご祈祷の謝礼として納めるお金のことです。
元々は「初穂」と呼ばれ、その年の最初に収穫された農作物を神様へお供えしていたのが由来となっています。
現代では、お金を奉納する形に変わりましたが、神社への感謝の気持ちを表す大切な風習として続いています。

初穂料の歴史と七五三との関係

初穂料の風習は、日本の農耕文化と深い関わりがあります。
日本では古くから五穀豊穣を願い、収穫した初物を神様に感謝する風習がありました。
これが時代とともに形を変え、現在では神事やお祓いの際にお金を納めるようになりました。

そして、七五三もまた、子どもの成長と健康を願う大切な行事です。
現代では、七五三の参拝は「子どもの成長を祝うイベント」としての側面が強くなりましたが、本来は神様への感謝と祈りが込められた大切な儀式だったのです。

七五三の神社(三嶋大社)のイメージ

玉串料って何?初穂料とは違うの?

神社で納めるお金には「初穂料」のほかに「玉串料」という言葉もあります。
七五三では初穂料を払うのが一般的ですが、神社によっては「玉串料」と表記される場合もあります。

「玉串」とは、神様に感謝する榊(さかき)の枝に紙垂(しで)をつけたものをいいます。
本来、ご祈祷を受ける人が自ら神様にお供えするものですが、準備が難しい場合もあります。
そこで、玉串の代わりにお金をお供えすることもあり「玉串料」と呼ばれるようになりました。

「初穂料」と「玉串料」はどちらも神様への捧げ物としての意味を持ちます。
初穂料は、お守りやお札を受ける際にも使えるもので、慶事に限定して用いられるのが特徴です。

一方、玉串料は慶事だけでなく、神道葬儀など弔事にも用いられます。
お守りやお札を授かる際に使われることは少なく、ご祈祷の際も「初穂料」と記すケースが一般的です。

神社へご祈祷料を納める際にどちらを使うべきか迷ったときは、「初穂料」と書くのが無難でしょう。

初穂料のイメージ

七五三の初穂料の相場はいくら?年齢や地域別の目安

七五三の初穂料の一般的な相場

七五三の初穂料は、神社でご祈祷を受ける際に支払うものですが、金額に明確な決まりはありません。
一応、多くの神社では相場があり、一般的には五千円や二万円程度が目安とされています。
中には三千円や二万円といった金額を設定している神社もあるため、参拝を予定している神社の案内を事前に確認しておくと安心です。

初穂料の金額は神社ごとに異なりますが、多くの場合、金額によって授与品が変わることがあります。
例えば、五千円の初穂料ではお守りと千歳飴が授与され、一万円以上ではさらにお札や記念品が追加されるといったケースです。

千歳飴を持つ子の画像

年齢ごとの初穂料の違い

七五三は、三歳、五歳、七歳の節目で行事を行いますが、初穂料の金額は基本的に年齢によって変わるものではありません。
三歳でも七歳でも、神社であれば同じ金額を支払うのが一般的です。

ただし、兄弟姉妹で一緒に七五三のご祈祷を受ける場合は、それぞれの初穂料が必要になる場合があります。

また、祖父母が一緒に参拝し、孫の成長を祝う気持ちを込めて追加で包むケースもあります。
この場合、家族で決める、どのように支払うか決めるのがおすすめです。

地域ごとの初穂料の相場の違い

初穂料の金額は、地域によって差が見られます。

都市部の有名な神社では、初穂料の設定が比較的高くなる傾向があります。
例えば、東京都内の有名な神社では、七千円や一万円が基本となっていることが多く、二万円以上の特別祈祷を用意している神社もあります。

一方、地方の神社では五千円程度が標準となっているところも多く、神社によっては三千円で祈祷を受けられるところもあります。

静岡県東部で七五三に人気の「三嶋大社」では「5,000円以上」、沼津日枝神社では「1件5,000円お気持ちにてお納めください」と記載があります(2025年3月時点)。
直前になって慌てることがないように、事前に確認しておきましょう。

神社の御祈祷受付のイメージ

⦅まとめ⦆
七五三の初穂料の相場は、一般的には五千次第一万円程度ですが、神社によって異なります。
金額によって授与が変わることもあり、事前に確認することが大切です。
年齢による違いはほとんどありませんが、兄弟姉妹での祈祷の際には支払い方に注意が必要です。
地域によっても金額の差があるため、参拝予定の神社の情報をチェックし、安心して七五三を迎えましょう。

初穂料のし袋の選択と書き方【実例つき】

初穂料を包むのし袋の選び方

七五三のご祈祷を受ける際に納める初穂料は、のし袋に包んで持参するのが一般的です。
のし袋にはいくつか種類がありますが、七五三では赤水引が使われたものを選びます。
水引は、結び切りではなく「蝶結び」のものが適しています。
蝶結びは何度でも結び直せるので、お祝いごとが何度も訪れるようにとの願いが込められています。

水引が印刷されている簡易的なタイプのし袋でも問題はありませんが、初穂料の金額が一万円以上の場合は、水引が実際に結ばれているものを選ぶとより丁寧な印象になります。
神社によっては、封筒や専用のし袋が用意されている場合もありますので、事前に確認しておくとよいでしょう。

初穂料ののし袋の写真

のし袋の表書きの書き方

のし袋の表には、上段に「初穂料(または御初穂料)」、下段に祈祷を受ける子どもの名前を書きます。
名前はフルネームで記入するのが一般的です。
姉妹で一緒に祈祷を受ける場合は、並べて書くか、「〇〇家」とすることもあります。

筆ペンや濃い黒色のペンを使い、薄い鉛筆やボールペンは使わないのがマナーです。

初穂料の熨斗袋の書き方のイメージ

のし袋の中の袋の書き込み

のし袋の中には、お札を入れる中袋(中包み)を使います。
中袋の表側には「金〇〇円」と金額を記入し、裏側には住所と名前を書きます。

神社によっては中袋なしで封筒に直接お金を入れる場合もありますが、中袋を用意するとより丁寧な印象になります。
お札は新しい札を用意すると良いですが、必須ではありません。
お金の向きは、人物の顔が表にくるように揃えるのが一般的です。

中袋とお札の入れ方のイメージ

⦅まとめ⦆
七五三の初穂料を包むのし袋は、紅白の蝶結びのものを選び、表書きには「初穂料」と子どもの名前を記入します。
中袋には金額と住所・氏名を記入し、お札の向きも揃えるとより丁寧な印象になります。 事前に準備を整え、七五三当日をスムーズにお迎えしましょう。

七五三参りの家族のイメージ

初穂料の渡し方&当日の流れを解説

初穂料を納めるタイミングと作法

七五三のご祈祷を受ける際、初穂料を納めるタイミングは神社によって異なりますが、一般的には祈祷の時にお渡しします。
神社の授与所や社務所で受付を行って、申し込み用紙を記入する流れが多いため、初穂料は事前にのし袋に包んで準備しておくとスムーズです。

受付の際、「本日は七五三のご祈祷をお願い致しました」と一言添え、のし袋をお渡しします。
初穂料は相手の手に直接渡すのではなく、受付の台や指定された場所に置くのが丁寧な作法です。

七五三の母と子のイメージ

ご挨拶の流れ

初穂料を納めて受付をしたら、神職の方から案内があり、立ち会いや拝殿へ移動します。
ご祈祷は一般的に他のご家族と合同で行われることが多いので、順番を待つ場合もありますので、落ち着いて待ちましょう。

ご祈祷が始まると、まずは神職による祝詞奏上が行われ、七五三を迎えた子どもの成長を神様に報告し、これからの健やかな成長を祈願します。

ご祈祷後の流れと授与品

ご祈祷が終わると、神社から授与品としてお守りや千歳飴などの記念品などが渡されます。
授与品の内容は神社によって異なり、初穂料の金額によって変わることもあります。
お守りやお札は自宅の神棚や子どもが身につける形で大切に保管しましょう。

最後に、拝殿や境内で記念撮影をするのも七五三ならではの楽しみです。
神社の雰囲気を感じながら、家族で思い出に残る一枚を撮影するのもよいでしょう。

七五三の記念写真のイメージ

⦅まとめ⦆
初穂料は祈祷の受付時にのし袋に包んで渡し、神職の案内に従ってご祈祷を受けます。
ご祈祷後は神社からお守りや千歳飴が授与されるため、感謝の気持ちを忘れずに受け取りましょう。
七五三は子どもの成長を祝う大切な儀式なので、神社の作法を考えて、落ち着いて当日を迎えることが大切です。

初穂料に関するよくある質問Q&A

初穂料は必ずのし袋に入れたほうが良いですか?

初穂料はのし袋に包むのが基本ですが、神社によっては封筒や現金そのままで受け付ける場合もあります。
のし袋が必須かどうかは、事前に神社へ確認すると安心です。

初穂料の金額に決まりはありますか?

初穂料の金額には明確な決まりはありませんが、一般的な相場は五千円や二万円以上の設定があるため、参拝する神社の案内を確認するのがおすすめです。
また、初穂料の金額によっては授与品が変わることもあります。

兄弟・姉妹で七五三をする場合、初穂料は人数分必要ですか?

兄弟姉妹で一緒にご祈祷を受ける場合、初穂料の支払い方は神社によって異なります。
子ども一人につき一封ずつ用意する場合もあれば、まとめて一つのし袋に入れる場合もあります。

初穂料のお札は新札のほうがいいですか?

初穂料を支払う際、新札を用意するのが理想的ですが、必須ではありません。
神様への捧げものとしての意味を持つため、とにかく綺麗な紙幣を使用するのが先とされています。
もし新札が用意できない場合は、折り目や汚れの少ないものを選びましょう。

祖父母が初穂料を出す場合、のし袋の名前はどう書きますか?

祖父母が代わりに初穂料を払う場合、のし袋の下段には祈祷を受ける子どもの名前を書くのが一般的です。
なお、祖父母の名前を入れても問題はなく、「〇〇家」とする方法もあります。

初穂料を払った後、お礼を言うべきですか?

受付で初穂料を渡す際や、ご祈祷が終わった後は、「ありがとうございます」と一言添えると丁寧です。
神社によっては神職や巫女の方が授与品をお渡しできるため、受け取り際にも感謝の気持ちを伝えてよいでしょう。

⦅まとめ⦆
初穂料に関する疑問は多くありますが、基本的なマナーを押さえておけば安心して七五三を迎えられます。
金額やのし袋の書き込みなどは神社によって異なることもありますので、事前に確認し、当日は落ち着いて参拝しましょう。

七五三の女の子の写真

まとめ:初穂料の基本を押さえて七五三をスムーズに!

七五三のご祈祷を受ける際に納める初穂料は、神様への感謝の気持ちを込めた大切なものです。
金額の相場は五千円一万円が一般的ですが、神社によって異なるため事前の確認が大切です。
のし袋は紅白の蝶結びのものを選び、表書きには「初穂料」と子どもの名前を記入しましょう。
受付の際は、のし袋を両手で渡し、感謝の気持ちを伝えると丁寧な印象になります。

事前に準備を整えておくことで、当日をスムーズに迎えられます。
七五三は子どもの成長を祝う特別な日。
正しいマナーを守りながら、家族で素敵な思い出を作りましょう♪

七五三の家族の写真撮影イメージ

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