七五三の神社の参拝マナーとは?お寺との違いも徹底解説

七五三

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私たちは、2025年に創業113年を迎える「京都もなみ」が運営するフォトスタジオです。

七五三は、お子さまの健やかな成長を願う大切な行事。
「七五三は神社とお寺、どちらにお参りすればいいの?」
「七五三の神社参拝マナーは?」
そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

七五三のお参りは神社が一般的ですが、実はお寺でも七五三のご祈祷を受けられます。
それぞれの違いや参拝マナーを知っておくと、スムーズに準備ができますよ!

今回は、七五三の神社参拝マナーやお寺との違い、選び方のポイントをわかりやすく解説します。

七五三のお参りは神社とお寺、どちらがいい?

七五三といえば、多くの家庭でお子さまの健康と成長を願い、神社に参拝するイメージがあります。しかし、実はお寺でも七五三のご祈祷を受けられることをご存じでしょうか?

「神社とお寺、どちらで七五三をしたらいいの?」と迷われる方のために、それぞれの特徴や参拝の違いについて解説します。

七五三のお参りに訪れる家族の写真

七五三は神社が一般的?その理由を解説

七五三は、もともと「氏神様(うじがみさま)」への感謝と今後の成長を願う行事として広まりました。
氏神様とは、その地域に住む人々を守る神様のことで、昔から日本では、人生の節目で神社にお参りをする風習があります。

特に、七五三の由来は江戸時代にさかのぼり、徳川家綱(江戸幕府第4代将軍)が子どもの健康を願って行った儀式が広まったといわれています。
そのため、今でも「七五三=神社」というイメージが強く、多くのご家庭が神社でのご祈祷を希望するのです。

神社で七五三をするメリット

・伝統的な儀式を大切にできる…昔から続く神道の儀式を体験できる
・地域の氏神様に成長を報告できる…地元の神社で参拝することで、土地の神様にご挨拶できる
・神社ならではの厳かな雰囲気…鳥居や本殿など、日本の伝統文化を感じながら参拝できる

神社で七五三のご祈祷を受ける家族

お寺でも七五三のご祈祷はできる?違いを比較

神社だけでなく、お寺でも七五三のご祈祷を受けることができます。
特に、仏教の教えでは「子どもは仏の授かりもの」とされ、成長を祝う意味で七五三を行うお寺も増えています。

お寺で七五三をするメリット

・厄除けや長寿祈願に特化している…お寺では、厄除けや無病息災の祈願が中心
・静かで落ち着いた雰囲気…観光地の神社に比べて、混雑が少なくゆったりと参拝できる
・家族の宗派に合わせられる…普段からお世話になっているお寺でお参りできる

一方で、神社とお寺ではご祈祷の内容や参拝マナーに違いがあります。

項目神社お寺
ご祈祷の目的氏神様への感謝と成長祈願仏様への感謝と健康祈願
ご祈祷の形式祝詞(のりと)をあげるお経を唱える
お供え物初穂料(はつほりょう)お布施
参拝方法二礼二拍手一礼手を合わせて合掌

どちらを選ぶかは、家族の考え方や信仰、馴染みのある場所によります。特にこだわりがない場合は、地元の神社やお寺を訪れ、ご祈祷の内容を確認した上で決めるのも良いでしょう。

七五三のお参りをする家族

神社とお寺、それぞれの七五三の特徴を知って、ご家族に合った場所を選びましょう!次は、神社とお寺での参拝マナーについて詳しく解説します。

七五三の神社参拝マナーと作法

参拝前に知っておきたい基本の流れ

七五三の参拝には、事前に知っておきたい基本的な流れがあります。神社に到着したら、まず最初に神社の境内に入ります。そこで、以下の順番で参拝を行います。

参道を歩く際は中央を避け、左右の道を歩くことがマナーです。
神社の参道は神様が通る場所とされていますので、中央を歩くことは避けましょう。

鳥居をくぐる前に一礼し、神様に敬意を表します。
鳥居は神域と人間の世界を分ける目印。くぐる前に一礼することで、神様に対して礼を尽くします。

参道を進んで、手水舎で手と口を清めます。
手水で清めることは、心身を清める意味があり、重要な儀式です。
手を洗い、口をすすぐことで、神聖な空間に入る準備を整えます。

本殿に到着したら、参拝の順番を守ります。
神社によって順番が異なることもありますが、通常は「お賽銭→二礼二拍手一礼」の順番で参拝を行います。

七五三 神社 参拝手順 手水舎で清める女の子と祖母

ご祈祷を受ける際の注意点と服装マナー

七五三のご祈祷を受ける際には、いくつかの注意点と服装マナーがあります。

事前に予約をしておくとスムーズです。
予約なしで行くと、混雑していることもありますので、事前に確認しておくと安心です。

お子さまの服装は、着物やスーツなど正装を選びましょう。
もちろん、親もフォーマルな服装が好まれますが、あまり堅苦しくなく、お祝いの場にふさわしい服装を心がけてください。

参拝の際、携帯電話はマナーモードに設定しておきましょう。
神聖な場所でのマナーとして、参拝中に音を立てないよう心掛けることが大切です。

ご祈祷の際、拍手のタイミングやお辞儀のタイミングに注意を払いましょう。
神主さんの指示に従い、しっかりとした態度でご祈祷を受けることが重要です。

七五三神社に参拝に来た兄弟

初穂料の相場と準備の仕方

初穂料とは、神社で行われるご祈祷に対して支払う金銭のことです。
七五三の初穂料は、地域や神社によって異なりますが、一般的な相場についてご紹介します。

初穂料は大体3,000円〜10,000円程度です。
神社によっては、金額が設定されている場合もあるので、事前に確認しておくことをおすすめします。

初穂料は、封筒に入れて持参するのが一般的です。
金額は表書きに「初穂料」と書き、裏面に名前を記入します。

お札やお守りなどが必要な場合もあるので、事前に準備しておくと安心です。
初穂料の他にも、神社から渡されるお守りやお札などが必要な場合がありますので、その際は忘れずに準備しましょう。

初穂料についてはこちらをチェック!
➡︎七五三の初穂料とは?金額の目安&のし袋の書き方まで完全ガイド

七五三 神社にお渡しする初穂料

七五三のお寺参拝マナーと作法

お寺での七五三の意味と祈祷の特徴

お寺での七五三は、神社での祈祷とは少し意味や進行が異なります。
お寺で行う七五三の祈祷の特徴やその意味について解説します。

お寺での七五三は、仏教的な観点からのお祈りです。
神社での祈祷は神道の儀式ですが、お寺では仏教に基づいた祈願が行われます。
お子さまの健やかな成長を願う気持ちは共通していますが、その背景にある教えや方法が異なります。

お寺でのご祈祷は、般若心経やお経を唱えることが特徴です。
これは仏教における祈祷の一環として、仏様に対してお子さまの成長を祈る重要な儀式となります。
神社とは違った雰囲気で、心を落ち着けて参拝することができます。

お寺での祈祷は、寺院によってはお守りやお札を授与することがあります。
これらは神社とは異なり、仏様から授けられるご利益を信じて、お子さまに与えられる大切なアイテムです。
参拝後は、家に飾ったり持ち歩いたりすることで、より守護を受けるとされています。

お寺さんのイメージ

お布施の相場と渡し方のマナー

お寺での七五三では、初穂料ではなく「お布施」という形でお金をお渡しします。
お布施は、仏様への感謝やお願いの気持ちを込めたものです。
以下に、お布施の相場や渡し方のマナーを紹介します。

お布施の相場は3,000円〜10,000円程度が一般的です。
神社の初穂料と同様に、お寺でも金額には幅がありますが、地域の慣習や寺院によって異なることがあります。事前に確認することをおすすめします。

お布施は封筒に入れて渡すことが一般的です。
表書きに「お布施」と記し、裏面には自分の名前を記入します。
神社の初穂料と同じく、失礼のないよう心を込めて準備しましょう。

お布施を渡すタイミングは、祈祷の後または事前に渡します。
祈祷が終わった後にお渡しすることが一般的ですが、寺院によっては、祈祷の前にお布施を渡すところもありますので、確認しておきましょう。

お布施を渡す際は、両手で丁寧に渡すことがマナーです。
お金を渡す際には、片手で渡すのではなく、両手でしっかりと渡すことで、感謝の気持ちをしっかりと伝えましょう。

お布施のイメージ

七五三の神社とお寺の選び方

ご利益で選ぶ?アクセスで選ぶ?

七五三の参拝先を選ぶ際、まず考えるべきは「ご利益」と「アクセス」の2つのポイントです。

ご利益で選ぶ
七五三の参拝先を選ぶ際、最も重要なのは「お子さまの健康や成長を祈願できる神社やお寺」です。
多くの神社やお寺では、七五三の祈祷を行っており、それぞれに異なるご利益があります。
たとえば、健康や長寿を祈願する神社やお寺もあれば、学問や厄除けを願う場所もあります。
お子さまの未来に合ったご利益を求めて、信仰している宗教や信仰心に沿った神社やお寺を選ぶことが、参拝の意味を深めることにつながります。

アクセスで選ぶ
アクセスも参拝先選びの大切なポイントです。
特に七五三のように混雑する時期には、移動がスムーズであることが重要です。
交通機関で行く場合や、自家用車でのアクセスを考慮して、便利な場所にある神社やお寺を選ぶことで、当日のストレスを減らすことができます。
また、近隣の施設や駐車場の有無も重要な要素です。
七五三の日に他の用事や食事も一緒に済ませる予定がある場合は、周辺施設もチェックしておきましょう。

七五三 神社 お寺 選び方

静岡県で七五三におすすめの神社とお寺

静岡県内にも、七五三にぴったりの神社やお寺が多数あります。
ここでは、静岡県でおすすめの場所をご紹介します。

三嶋大社(静岡県三島市)
三嶋大社は、静岡県内で特に人気のある神社です。
お子さまの健康や成長を祈る七五三のご祈祷も行っており、厄除けや交通安全、家内安全などのご利益があるとされています。
また、三島大社はアクセスも良好で、駐車場や周辺施設も充実しています。

七五三神社にオススメ①三嶋大社さん

沼津日枝神社(静岡県沼津市)
沼津日枝神社は、古くから地域の守り神として信仰を集めている神社です。
七五三の祈祷では、健やかな成長を願うだけでなく、幸運や厄除けのご利益も期待できます。
沼津駅からアクセスしやすく、公共交通機関を利用する方にも便利な立地です。

七五三神社にオススメ②沼津日枝神社さん

来宮神社(静岡県熱海市)
熱海の来宮神社は、木の神様として知られ、長寿や健康を願う方に人気があります。
七五三の祈祷も行っており、特に家族の健康や繁栄を祈るために多くの方が訪れます。
美しい自然に囲まれた場所にあり、リラックスしながら参拝することができます。

七五三神社にオススメ③熱海の来宮神社さん

七五三の記念写真はどうする?

参拝前後に撮影するメリット・デメリット

七五三の写真撮影は、参拝前後に行う方法も人気です。
参拝前や参拝後に写真を撮ることで、より思い出に残る記念となりますが、それぞれにメリットとデメリットがあります。

参拝前に撮影するメリット
 ・参拝前は、お子さまが比較的元気な状態で撮影ができ、自然な笑顔を引き出しやすい
 ・参拝後に疲れてしまう前に、落ち着いてじっくり撮影ができる
 ・撮影後にそのまま神社での参拝ができ、衣装をしっかり見せることができる

参拝前に撮影するデメリット
 ・衣装が崩れたり、メイクが落ちたりするリスクがある
 ・お子さまがあまりに緊張していると、笑顔を引き出すのが難しい場合もある

参拝後に撮影するメリット
 ・参拝後にお子さまが安心してリラックスした状態で撮影ができる
 ・参拝後、少し疲れている場合でも、静かなスタジオでリフレッシュして撮影を楽しめる
 ・参拝後に「七五三」の雰囲気をしっかりと残した写真を撮れる

参拝後に撮影するデメリット
 ・お子さまが疲れてしまっている場合、笑顔が引き出しにくくなることがある
 ・参拝が長時間になったり、天候に左右されたりすると、撮影時間が限られてしまう場合がある

さらに、もう一つおすすめしたいのが「前撮り」です。
前撮り撮影は、参拝とは別の日程で撮影を行うため、より余裕を持ってお子さまと一緒に記念写真を撮ることができます。
前撮りでは、参拝の後の疲れを気にせず、じっくりとお子さまのベストな瞬間を捉えることができます。
また、衣装やメイクの状態をしっかり確認したうえで撮影できるため、仕上がりもより満足度が高くなります。

七五三 参拝前後 写真 撮影 メリット

スタジオ撮影の魅力と選び方

スタジオ撮影の魅力
スタジオ撮影では、背景がきれいで落ち着いた空間が広がっているため、お子さまもリラックスして自然な笑顔を見せやすい環境です。
おしゃれで華やかなセットや背景を使った撮影ができるため、記念の一枚として特別な写真を残せます。
また、天候に左右されることなく、撮影ができるため、雨の日や暑い日でも快適に撮影を楽しめる点が大きな魅力です。

スタジオ撮影の選び方
スタジオを選ぶ際には、撮影のスタイルや雰囲気を重視することが大切です。
おしゃれな背景や小物が揃っているスタジオを選ぶと、お子さまが楽しんで撮影に臨めるでしょう。

また、撮影後のアルバムや写真の仕上がりも重要なポイントです。
写真の品質や仕上げ方(アルバム、フォトフレーム、デジタルデータなど)も選ぶ際の参考にすると良いでしょう。

さらに、撮影がプロフェッショナルなカメラマンによって行われることも重要です。
カメラマンの経験や、過去の作品を見ることで、信頼できるスタジオかどうかを確認することができます。

七五三の前撮り撮影写真

七五三はお子さまにとって一生に一度の大切な瞬間です。
「スタジオもなみ」では、前撮りや参拝後の撮影も含め、思い出に残る素敵な写真をお手伝いします!
ぜひ、七五三を楽しんで、最高の記念を作りましょう!

もなみの七五三について詳しくはこちら🌟

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京都もなみは、静岡県東部・伊豆エリアで、振袖・七五三専門店3店舗と撮影スタジオ3店舗(スタジオもなみ)、合計6店舗を展開。おかげさまで2024年に創業112周年。お客さまの大切な記念日を彩るお手伝いをしております。

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