七五三は神社?お寺?どちらを選ぶべき?参拝マナーを解説

皆さま、こんにちは!
スタジオもなみ サントムーンオアシス店です📸
2025年に創業113年を迎えます、京都もなみが運営するフォトスタジオです。
七五三は、お子さまの健康と成長を祝う大切な行事。
でも、いざ準備を始めようとしたら、「七五三の神社はどこがいい?」「神社とお寺のどっちを選ぶのがいい?」と悩むご家庭も多いのではないでしょうか?
七五三に人気の神社や、七五三のご祈祷を行っている神社は全国にたくさんありますが、お寺でも七五三を受け付けています。
今回は、神社とお寺の違いや参拝マナー、選び方について解説します。
目次
七五三は、神社?お寺?どちらにお参りするべきですか?
実は、七五三のお参りは、神社でもお寺でもどちらでも構いません。
近年では、感謝の気持ちを伝える対象は神様だけでなく、仏様やご先祖様など、多岐にわたります。
大切なのは、お子様の成長を感謝し、今後の健やかな成長を祈る気持ちです。
七五三のお参りはどこへ行くのか、事前に家族で相談しておくとスムーズです。

静岡県東部のお客様は、三嶋大社さん、沼津日枝神社さんへ行かれる方が多いようです♪
七五三詣りにおける神社とお寺の違い
神社でお詣り
七五三は、元来11月に地域の守り神である氏神様にお参りし、秋の収穫への感謝と、お子さまの健やかな成長を祈る行事として始まりました。
このような背景から、神社で七五三をお祝いするのは、お子さまの成長を感謝し、健やかな未来を祈る上で大変おすすめです。
お寺でお詣り
お寺においても、七五三は大切な行事として行われており、仏様やご先祖様への感謝を通じてお子さまの成長を祝います。
仏様やご先祖様に成長を見守っていただいた感謝を伝えるお寺での七五三は、お子さまの健やかな成長を祈る上で、大変おすすめです。
どちらを選ぶかは、ご家庭の考え方や状況に合わせて決めて問題ありません。
何より大切なのは、お子さまの健やかな成長を願い、感謝の気持ちを込めてお祝いすることです。

神社とお寺、それぞれの参拝方法
七五三のお参りをする際、神社とお寺では参拝の作法が少し異なります。
それぞれの正しい作法を確認しておきましょう。
ここからは、その違いを詳しく解説します。
鳥居や山門をくぐる前に一礼する
神社では鳥居の前で、お寺では山門の前で立ち止まり、軽く一礼をします。
鳥居や山門は神様や仏様がいらっしゃる神聖な場所への入り口です。
そのため、無言で通り抜けるのではなく、敬意を表してからくぐることが大切です。
手水舎で手を清める
神社・お寺ともに、お参り前には手水舎(ちょうずや)で手を洗い、身を清めます。
これは「禊(みそぎ)」と呼ばれ、神聖な場所に入る前の重要な儀式です。
手水の正しい作法
1.右手で柄杓を持ち、水をすくって左手にかける。
2.柄杓を左手に持ち替え、右手に水をかける。
3.再び右手に持ち替え、左手に水を受けて口をすすぐ。
4.最後に柄杓を立てて残った水で柄の部分を洗い、元の位置に戻す(省略可)。
※ 一連の動作は、できるだけ一杯の水で行うとスマートです。
お寺ではお線香をあげる
お寺では、仏様にお線香を供えることがあります。
これは、①身を清めること、②仏様へのお供えの意味があります。
参拝の仕方
最も間違えやすいのが「拍手」の有無です。
神社の参拝方法
「二礼二拍手一礼」
一、2回お辞儀をする
二、2回拍手を打つ
三、もう一度お辞儀をする
お寺の参拝方法
静かに合掌して祈る(拍手はしない)
神社では「拍手を打つ」、お寺では「静かに手を合わせる」と覚えておくとよいでしょう。
ただし、神社やお寺によって作法が異なることもあるため、訪れる前に確認しておくと安心です。

七五三当日のご祈祷の流れ
ご祈祷(ごきとう)は「ご祈願(ごきがん)」とも呼ばれ、神様のご加護を願うための神事です。
通常の参拝では、社殿の前に設置された賽銭箱にお賽銭を納め、拝礼を行います。
しかし、七五三やお宮参りといったお祝いごと、または家内安全・商売繁盛・厄除けなど、特別な願い事がある場合は、社殿の中に上がって正式にお参りすることができます。
なお、ご祈祷の作法は神社によって異なる場合があるため、事前に確認しておくと安心です。
「初穂料」「玉串料」「御布施」〜神社とお寺で異なるご祈祷のお礼〜
七五三のご祈祷を神社で受ける際は、お礼として「初穂料」または「玉串料」と書いてお渡しします。
「玉串」とは、神様に捧げる榊(さかき)の枝のことで、その代わりに金銭を納めるという意味があります。
一方、「初穂料」は、その年に収穫された稲を神様にお供えする代わりとして金銭を奉納することを指します。
お寺では、神社の「玉串料」や「初穂料」にあたるものは「御布施」と呼ばれます。
さらに丁寧に表現する場合は、「七五三詣」と添え書きをするとよいでしょう。

七五三におすすめの神社情報
七五三のお参りをする神社選びに悩んでいる方へ、静岡県東部で特に人気のある神社をご紹介します。
どの神社も歴史があり、ご祈祷を受けられるため、七五三詣りの神社を探している方におすすめです。
三嶋大社
三嶋大社(みしまたい社)は、静岡県三島市に位置する歴史ある神社で、七五三のお詣りをするのに非常に人気の高い神社です。
三嶋大社の境内は広々としており、七五三の写真撮影にもぴったりのロケーションです。
神社内の風情のある場所で、四季折々の景色を背景に撮影が可能です。
七五三のご祈祷も受け付けており、事前予約がおすすめです。

沼津日枝神社 山王さん
沼津日枝神社(ぬまづひえじんじゃ)山王さんは、沼津市にある神社で、商売繁盛や家内の安全のご利益で知られていますが、七五三の参拝でもとても人気があります。
また、日枝神社の特徴は、美しい鳥居と、自然に囲まれた厳かな雰囲気です。
七五三のご祈祷を受ける際には、心を落ち着けて参拝することができ、家族全員で心温まる時間を過ごすことができます。
境内には七五三詣りにぴったりなスポットが点在しているため、参拝後の記念撮影にも最適です。

来宮神社
来宮神社(きのみやじんじゃ)は、熱海市にある神社で、七五三を祝う参拝先としても人気があります。
来宮神社は「来宮の大楠」が有名で、樹齢2000年以上とも言われる大木は力強い生命力を象徴していて、この大楠の下でお参りをすると良い運気を呼び込めると言われています。
神社内はとても静かで、七五三の参拝中も落ち着いた雰囲気の中で祈願ができます。
参拝後には、大楠の前で記念写真を撮ることができ、特別な思い出を作ることができます。

七五三の神社の選び方
七五三のお参りをする神社は、ご家族の考え方や状況によって選ぶポイントが異なります。
お子様の成長を願う大切な行事だからこそ、ご家族にとって最適な神社を選びたいですよね✨
ここからは、七五三の神社の選び方について解説します!
①ご祈祷の内容で選ぶ
七五三のご祈祷は神社ごとに内容が異なります。
基本的には、神職の方が祝詞(のりと)を奏上し、お子様の健やかな成長を祈願する流れですが、神社によっては特別なお札やお守り、千歳飴が授与されることもあります。
また、一家族ごとの個別祈祷か、複数のご家族と一緒に行う合同祈祷も、神社によって異なります。
②アクセスの良さで選ぶ
七五三当日は、お子様が着物を着たり、写真を撮ったりしていると、思っている以上に負担がかかります。
そのため、神社までの距離や交通手段も考慮することが大切です。
・車で行く場合:駐車場の有無を事前に確認する
・公共交通機関を利用する場合:駅やバス停からの距離を確認する
・祖父母も一緒に行く場合:歩きやすい道かどうか、段差や階段の有無を確認する
お子様やご家族の負担を減らすためにも、アクセスの良い神社を選ぶとスムーズです。
③撮影のしやすさで選ぶ
七五三は、お子様の晴れ姿を残す大切な記念日。
神社での撮影の可否や、写真映えするスポットがあるかどうかも重要なポイントです。
境内での撮影が可能か確認する(神社によっては撮影NGの場所もあるため)
自然や歴史的な背景があり、写真映えするか(紅葉がきれいな神社、伝統的な建築が美しい神社など)
プロのカメラマンによる撮影が許可されるか(ロケーションフォトを依頼する場合)
お参りついでに素敵な記念写真を残したい場合は、撮影しやすい神社を選ぶのがおすすめです。
④ご利益や歴史で選ぶ
神社によって、ご祭神やご利益が異なります。例えば…
・三嶋大社(静岡県三島市):家内の安全と子どもの健やかな成長を祈るのに最適
・沼津日枝神社(静岡県沼津市):地域の守り神として親しみやすく、落ち着いた雰囲気で参拝可能
・来宮神社(静岡県熱海市):樹齢2000年の大楠が有名で、強い生命力を感じられるパワースポット
「お子様の成長を神様に見て守っていただきたい」
「地域の歴史ある神社にお参りしたい」
と考える場合は、ご利益や由緒をチェックして選んでいいと思います。
⑤ 家族の思い出やゆかりのある神社を選ぶ
「自分が子どもの頃に七五三をした神社にお詣りしたい」「毎年初詣に行く神社で七五三を祝いたい」など、ご家族にとって特別な意味を持つ神社を選ぶのも素敵です。
また、兄弟姉妹がいる場合は、上の子と同じ神社で七五三を行うと「家族の伝統」として思い出に残ります。
まとめ
七五三の神社選びは、
✔ ご祈祷の内容
✔ アクセスの良さ
✔ 撮影のしやすさ
✔ ご利益や歴史
✔ 家族の思い出やゆかり
などを考えながら決めることで、ご家族にとってもより良い思い出になります。
大切なのは、お子様の成長を感謝し、これからの健やかな未来を願うこと。
ご家族で納得のいく神社を選んで、素敵な七五三をお迎えしてくださいね。

神社での七五三撮影のポイントや注意点
七五三は、お子様の健やかな成長を祝う大切な行事の一つであり、その晴れの姿を残すために撮影を行うご家庭も多いです。
神社ならではの魅力的な背景を活かしてお子様の素敵な写真を残すためのコツや、注意するべき点をご紹介します!
神社で七五三撮影する魅力は?
神社での七五三撮影には、他の撮影場所には無い独自の魅力があります。
歴史的な背景:多くの神社は長い歴史を持ち、その歴史的な建物や神聖な雰囲気が、特別な雰囲気を演出してくれます。
自然との調和:神社は自然に囲まれていることが多く、四季折々の風景の中で撮影ができるため、季節感のある美しい写真が残せます。
特別感を演出:神社での撮影はただの記念写真ではなく、人生の特別な日を記録できることが、家族にとっても特別な思い出となります。
撮影時の注意点
神社で写真撮影を行う際は注意点を押さえて、よりスムーズに撮影を進めましょう!
事前確認を忘れずに:神社によっては撮影のルールが異なる場合があるため、事前に神社のホームページやお問い合わせ等で撮影許可を確認することが大切です。
撮影スポットをチェック:神社には写真撮影に適した美しい場所がたくさんあります。事前にどこで撮影するかを決めておくと、当日はスムーズに撮影ができます。
神聖な場所であることを尊重する:神社は神聖な場所であるため、撮影中も他の参拝者や参拝の雰囲気を尊重することが大切です。
撮影におすすめのタイミング
素敵な写真を残すためには、撮影を行うタイミングも重要です。
以下のような時間帯を選ぶと、より良い写真が残せるかもしれません。
早朝または夕方:早朝や夕方の時間帯に行くと、より落ち着いた雰囲気で撮影ができます。 特に、朝の光や夕日の柔らかな光で撮影すると、温かみのある写真が残せます。
平日を狙う:土日や祝日は混雑しやすく、撮影時に気を使ったり、背景に人が映り込んでしまうことも。可能であれば平日に参拝・撮影するのがおすすめです。
天気をチェック:天候も撮影に影響を与えます。 晴れの日が最適ですが、万が一雨の日になった場合は、屋根がある場所や、屋内での撮影ができる神社を選ぶと安心です。
神社での撮影後の楽しみ方
七五三神社で撮影を終えた後には、参拝だけでなく、家族でのひとときを楽しむこともできます。
境内散策:撮影が終わった後に、神社の境内をゆっくり散歩して、家族で思い出を作るのも素敵です。神社によっては、神聖な池や庭園があり、写真撮影以外にも楽しめる場所がたくさんあります。
記念品の購入:神社では、七五三参りの記念として、特別な御守りやお札、千歳飴などを授与していることが多いです。
神社での七五三撮影は、お子様の健やかな成長を祝う大切な瞬間を、背景とともに残すことができる特別な機会です。
神社の雰囲気を味わいながら、適切なタイミングと場所を選んで撮影することで、より最高の記念日をお迎えすることができます♪
まとめ
参拝のマナーをしっかり理解しておけば、不安を感じることなく、安心して準備を進めることができます。
また写真撮影も、事前のリサーチでより素敵に思い出を残すことができます。
お子さまの健やかな成長に感謝し、笑顔あふれる七五三を迎えられますように。
ご両親にとっても、大きくなったお子さまが振り返ったときに、家族みんなの笑顔が思い出として残るような、温かいお参りになると素敵ですね☺️

スタジオもなみで七五三相談
スタジオもなみでは、七五三に関するご相談を承っております。
着物のレンタルや着付け、撮影など、七五三に関することなら何でもお気軽にスタッフまでお尋ねください。
皆さまの大切な記念日が素晴らしい思い出となるよう、心を込めてお手伝いいたします。


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