七五三の由来とは?歴史と意味を徹底解説

皆さまこんにちは!
『スタジオもなみ』サントムーンオアシス店です☆
2025年に創業113年を迎えました、『京都もなみ』が運営するフォトスタジオです。
子どもの成長を祝う伝統行事「七五三」。
その由来や意味を正しく知っている方は意外と少ないかもしれません。
この記事では、七五三の歴史や儀式の意味、数字に込められた願い、千歳飴の由来などを詳しくご紹介します。

目次
七五三の由来とは?
七五三はいつから始まった?
七五三のルーツは平安時代にさかのぼります。
当時は宮中や武家社会で、子どもの成長を節目ごとに祝う儀式が行われていました。
髪を伸ばす日や初めて袴を着る日などを区切りに、子どもの無事な成長を神に祈る習わしがありました。
やがて江戸時代になると、武家だけでなく町民にも広がり、七五三参りとして神社での祈願が定着していきました。

江戸時代に定着した風習
特に有名なのは、5代将軍徳川綱吉の子・徳松の健康祈願が七五三の風習を広めたという逸話です。
江戸を中心に広がり、11月15日に氏神様へ参拝する形が庶民の間に浸透しました。
今日の七五三は、この江戸時代の風習が大きな基盤となっています。
七五三で行う三つの儀式の意味
髪置き(3歳)
古くは幼児の産毛を剃っていたため、3歳で髪を伸ばし始める節目として祝われた儀式です。
男女ともに行われ、健康な髪と成長を願いました。

袴着(5歳)
男の子が初めて袴を着る儀式で、社会に一歩踏み出す意味を持ちます。
特に武家社会では重要な節目とされ、立派な男子に育つことを祈願しました。

帯解き(7歳)
女の子が子ども用の付け紐から大人と同じ帯を締めるようになる儀式です。
「一人前の女性になる」という意味を持ち、健やかな成長と幸せな未来を願いました。

七五三と数字の意味(3・5・7)
奇数は縁起が良い数字
日本では古来より奇数が「陽の数」とされ、縁起が良いと信じられてきました。
七五三も3・5・7という奇数を節目とすることで、子どもの幸せや長寿を願ったのです。
3・5・7の成長段階
3歳は言葉を覚え始め社会性が芽生える時期、5歳は知恵や身体の成長が目立つ時期、7歳は永久歯への生え変わりなど心身ともに大きな節目を迎えます。
これらの年齢に合わせてお祝いするのは、子どもの発達段階に沿った自然な区切りといえます。

七五三と神社信仰
氏神様への感謝
七五三は、地域の氏神様に子どもの成長を報告し、これからの健康を祈る大切な機会です。
家族そろって参拝することで、地域社会とのつながりも深められます。
御祈祷で授かる授与品
多くの神社では、七五三の御祈祷を受けると破魔矢やお札を授かります。
破魔矢は邪気を祓い、お札は家庭を守護するとされています。

七五三と千歳飴の由来
千歳飴の歴史
千歳飴は江戸時代、浅草寺の門前で販売されたのが始まりといわれています。
子どもの長寿を願う縁起物として広まりました。
千歳飴の形と意味
細長い形は「長く健やかに生きられるように」、紅白の色は「魔除けとおめでたさ」を象徴しています。
袋に描かれる縁起物
千歳飴の袋には鶴亀や松竹梅が描かれており、それぞれ「長寿」「繁栄」「吉祥」を意味しています。

七五三の現代的なスタイル
11月15日にこだわらない理由
かつては11月15日が一般的でしたが、現在は家族の都合や混雑を避けるために10月〜11月の幅広い日程で行う家庭が多くなっています。
前撮り・後撮りの普及
スタジオ撮影を前撮り・後撮りで行い、当日は参拝に集中する家庭が増えています。
ゆっくり撮影できるため、子どもの自然な表情を残しやすいのも魅力です。
写真だけの七五三も人気
最近ではお参りは控えめに、写真撮影をメインに行う「写真だけの七五三」も広がっています。

七五三のQ&A
数え年と満年齢、どちらで祝うのが正しい?
結論としてはどちらでも構いません。地域や家庭の慣習に合わせて選びましょう。
兄弟一緒にお祝いしても大丈夫?
もちろん可能です。兄弟そろっての撮影は、家族の思い出としても特別な1枚になります。
午後から参拝してもいい?
神社の多くは午前〜午後で御祈祷を受け付けています。混雑を避けたいなら午後が狙い目です。

七五三を特別な思い出にするために
衣装選びのポイント
七五三は子どもにとって晴れ舞台。
和装やドレスなど、本人が気に入る衣装を選ぶことで思い出がより鮮やかになります。
写真撮影の魅力
スタジオ撮影なら天候に左右されず快適に撮影できます。
祖父母も一緒に写る家族写真は、後から見返したときに大きな宝物になります。

スタジオもなみで叶える七五三の思い出
スタジオもなみでは、七五三の着物レンタル・着付け・ヘアメイク・写真撮影までトータルでサポートしています。
創業113年の呉服店ならではの豊富な衣装と確かな技術で、大切な記念日を一生の思い出に残します。

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